大学生の就職活動における携帯利用の実態調査

2010年11月25日

氷河期再来。
厳しい就活戦線を携帯片手に奮闘する就活生の姿が浮き彫りに。
【2011年春卒大学生の就職活動における携帯利用実態調査】
説明会予約はスピード勝負。
モバイルインターネットがなければ就職活動は勝ち抜けない

人材採用総合支援サービスを提供するHRソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:武井繁)は、2011年春卒予定の大学4年生・大学院1、2年生(就職活動を終えた方および就活継続中の方ともに含む)を対象に、2010年11月13日~15日にかけて「就職活動における携帯利用の実態アンケート調査」を実施し1031名の回答を得ました。
  その結果、95%の学生が「就職活動に携帯が必要」と答え、さらに約70%の学生が「大学内の携帯の電波状況が悪いと就活が不利になる」と回答。厳しい就職難により競争が熾烈化する中、チャンスを逃さないようこまめに携帯で最新情報をチェックする現代の就職活動の姿が浮き彫りになりました。


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■携帯は就活必須ツール。95%が「就職活動に携帯が必要」と回答。
半数以上が、1日5回以上就活目的で携帯を利用。

「就職活動において、携帯電話(スマートフォンも含む)は必要だと思いますか」(単一回答)という質問に対し、「とてもそう思う」が最も高く70.7%、次いで「そう思う」が24.3%と、ほとんど全ての就活生が携帯が必要であると回答しています。
1日の利用頻度は、「1日に1~5回程度」が36.3%と最も多く、次いで「1日に6~10回程度」が28.4%、「1日11回以上」が24.6%となっています。合計すると89.3%が毎日利用していることになり、ほとんどの大学生が就職活動で携帯電話をフル活用している事が分かります。
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■スピード勝負の説明会予約。92.5%が説明会予約に携帯を活用。 少しでも早く説明会予約をするために携帯を駆使!

「就職活動のどの段階で携帯を利用しましたか」(複数回答)という質問に対しては、「説明会予約」が最も高く92.5%、次いで「面接・選考予約」が77.4%、「プレエントリー・資料請求」が68.4%、「企業研究(情報収集)」が63.5%と回答しています。 就職氷河期以上の就職難と言われる2011 年春卒の就職戦線では、説明会予約開始と同時に満席になってしまう企業もあるなど、予約をとることさえ大変な状況でした。
92.5%の就活生が「説明会予約」に携帯を活用していることからも、少しでも早く説明会予約するため、携帯を使ってこまめに説明会情報をチェックしエントリーする様子が伺えます。
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■44.4%が「学内の電波状況が悪くて説明会予約を逃した」と回答。 大学内の電波状況が就職活動に影響。

「校内の携帯の電波状況が悪いため、実際に説明会予約を逃した経験は」という質問に対しては44.4%が「ある」と回答。大学内における電波状況が就職活動に何らかの影響を及ぼすという結果となっています。
「電波が繋がらない事がある」と答えた方に絞って、さらに「携帯電話の電波状況が悪いと就職活動に不利だと思いますか」という質問をしたところ、68.1%が「不利だと思う」と回答。「電波状況が悪いことで、就職活動のどの場面で不便さを感じましたか」という質問に対しては、「会社説明会の予約ができない」が76.6%と最も多く、2 位以下の回答を大きく引き離しています。
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■大学内における無線LAN(wi-fiなど)利用は、まだ浸透度が低く利用者は20.4%にとどまる。 一方、今後の利用意向については87.3%が「利用したい」と回答

「モバイルインターネットの接続状況は」(単一回答)という質問に対し、「快適に接続」できるは56.5%、「時間・場所によっては繋がらない」は 41.4%、「繋がらない」は2%でした。質問を変えて、「校内におけるモバイルインターネットの接続環境の満足度は」(単一回答)という質問に対しては、「やや満足」が最も多く48.8%、ついで「とても満足」が19.3%、「どちらともいえない」が19.2%となっています。大学内において回線は繋がるものの、回線状況の一層の向上を求める要望があると推測されます。
無線LAN(wi-fiなど)利用については、「接続できるか分からない」が39.3%、「よく利用している」「やや利用している」が合わせて20.4%で、まだ浸透度が低いことが分かります。一方で今後の利用意向については、「とても利用したい」「やや利用したい」が合わせて87.3%を占めています。
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■携帯利用は、通学・移動中及び校内の休憩時間がメイン。学校内では「教室で利用」が最も多く84.3%

「就職活動で携帯電話(スマートフォンを含む)を利用する場合、どこで使うことが多いですか」(複数回答)という質問では、「通学や移動中に」が89.9%、次いで「学校の休憩時間」が84.8% となっており、一方で「自宅の自室内で」は58.2%にとどまっており、外出先では携帯を、自宅ではパソコンをメインにとTPO に合わせて使い分けて就職活動を行う様子が伺えます。
「学校内で就活を行う際、携帯電話(スマートフォン含む)を利用する頻度がもっとも高い場所はどこですか?」(複数回答)という質問では、84.3 が「教室」を挙げており、「休憩中に教室で携帯を使って就職活動を行う」が一番多い利用のされ方のようです。
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<アンケート調査概要>
実施期間 : 2010年11月13日(土)~11月15日(月)
対象地域 : 日本全地域
調査対象 : 2011 年春卒業予定の大学4年生、大学院1・2 年生で就職活動を終えた方及び就活継続中の方(男女)
調査方法 : インターネットアンケート
有効回答数 : 1031名

■お問い合わせ先
HRソリューションズ株式会社 広報担当
TEL  : 03-3548-8711
E-Mail: info@hr-s.co.jp


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